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【珍名物】哀愁漂う「へたれガンダム」は福島…いや、日本の守護神かもしれない件

【珍名物】哀愁漂う「へたれガンダム」は福島…いや、日本の守護神かもしれない件

「わざわざ行くほどでもないが、無性に気になる地方の珍名所」第3弾。福島県の山中、それはそれは哀愁漂うガンダム像、その名も「へたれガンダム」。ガニ股で猫背、妙な愛らしさを覚えるその姿。雨にも負けず、風にも負けず、地震にも負けずこの地を見守ってきた"へたれない"へたれガンダムは、福島、いや日本の守護神なのかもしれない。




凛々しくそびえ立つ、力強い姿。


誰もが憧れる未来の戦闘機……。そう、彼の名は、機動戦士ガンダム。





否。










へたれガンダム。







青い空のもと、木が生い茂る山々、そしてポツンと建てられたビニールハウスと民家。そんなのどかな地を背景に、ずんぐりむっくりとした体型とややガニ股のお姿にがなんとも哀愁が漂う。


誰が呼び始めたか「へたれガンダム」
その姿を見事なまでに的確に表現した名付け親に賞賛を贈りたい。

「機動戦士ガンダム」と言えば、かつて多くの少年たちが熱狂した伝説的なアニメ。その人気は今でも衰えることなく、世代を超えて愛され続けている。その憧れの的であるはずのガンダムが「へたれている」とは一体何事か。


【わざわざ行くほどでもないが、無性に気になる地方の珍名所】第3弾。
(第1弾: 【珍名物】静岡県・伊東 日本一短い横断歩道を徹底調査してみた件
 第2弾: 【珍名物】冬の福島をいかにんじんが席巻!福島県のスーパーの異様な光景


"わざわざ"行くほどでもないのだが、"わざわざ"行ってみた。


ザックリ「機動戦士ガンダム」とは?


アニメの舞台設定は、人類が宇宙に移住を始めて半世紀が過ぎた遠い遠い未来の世界。「ガンダム」とは、劇中に登場するモビルスーツと呼ばれるロボットのひとつの名前。中に主人公アムロ・レイが乗り込み、宿敵シャアが乗り込んだモビルスーツ「ザク」と闘うという、人間同士の戦いに使われる兵器のひとつである。
(参考:ニコニコ大百科「機動戦士ガンダム」

そう、本来ガンダムはそんな超未来的世界にいる巨大で強固な戦闘ロボットのはずなのだが……

「ガンダム」と「へたれガンダム」

「へたれガンダム」の目撃情報が得られているのは福島県福島市、福島駅から車で30分ほどのところ。山々に囲まれ、戦闘の「せ」の字も感じさせない、絵にかいたようなのどかな場所だ。
アニメの設定では、ガンダムは高さ18mもの巨大なロボット。さまざまな戦場、あらゆる攻防に対応できる装備と、武器を兼ね備えている。

(2017年3月まで東京・お台場に設置されていた原寸大のガンダム)


一方へたれガンダムはというと、戦う気迫などまるで感じられない。どちらかと言えば、どーんと構えてこの地を見守っている、大仏様的な雰囲気だ。


言われてみれば、仏様のような顔に見える気がしなくもない。



あぐらこそかいていないが、足元はどこか愛らしいややガニ股。

高さは推測約3mほどと、本来の18mの巨体には程遠い(写真協力:チイキイロ編集長こむぎこ/159cm)。


抱きつこうと思えば抱きつけるくらいの横幅。中に乗り込むなんてもってのほかだ。



無敵の戦闘機的な威圧感こそ皆無なのだが、のどかな場所にひとりどっしりと立つ姿には、この地を見守ってくれているような不思議な抱擁感を感じさせる。


ちなみにきちんと鉄でできていて(失礼をして触れてみるとカンカンと音が鳴る)ちょっとやそっとのことでへたれはしない。


この「へたれガンダム」が作られたのは2007年。「福島市制施行100周年記念街づくり事業」の際、地元のアマチュア鉄作家の方によって製作されたと言い伝えられている。

(こっちから見るとちょっとかっこいい)

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